三味線プレイヤー史佳Fumiyoshiが2016.1.1に結成した三味線ユニット。
メンバーは更家健吾とドラム&パーカッションRicaで構成される。
史佳Fumiyoshi率いるThree Line Beat(略してTLB)のステージは、時に激しく、時に穏やかに、緩急自在なパフォーマンスである。
史佳Fumiyoshiの切れ味鋭い三味線に、更家健吾が琴線に触れる魂のフレーズで絶妙な音アシスト、そしてステージ全体を軽快かつ大胆なドラムビートで包み込むRica。
この3人のステージパフォーマンスを一度、目の当たりにすると、その緻密なteam playに、観客は魅了され、虜になる。
史佳Fumiyoshi30年の三味線芸歴が培った
初代高橋竹山流津軽三味線継承者としての三味線の真髄、この確固たる土台の上に、表現できるSoulfulサウンド。
史佳Fumiyoshiと出会い、三味線を手にすることで生き方をもブラッシュアップさせた更家健吾、
そして抜群の吸収力で独特な和のリズムをテンポよく刻むRica。
そこにあるのは、『本物』を求める探究心と絶対的な信頼関係によるものである。
総合音楽プロデュースにSeikou Nagaoka氏を迎え、
日本の和のサウンドに、
様々なジャンルのEssence・Flavorを豊富に取り入れた、
新しい音楽の融合を見事に表現している。
TLBは、日本人のノスタルジアを奮い起させる『進化系』ユニットである。
津軽三味線界の異端児。津軽三味線を瞬間芸術という領域に昇華させる独自の世界観を持つ、唯一無二の演奏家。初代高橋竹山流津軽三味線正統継承者。
▲三味線プレイヤー史佳Fumiyoshi オフィシャルウェブサイト
和歌山県出身。三味線プレイヤー史佳Fumiyoshiの演奏を聴き、弾き三味線の音色に魅了され師事する。2014年、『史佳Fumiyoshi三味線CROSS OVER LIVE』で長岡成貢氏作曲の神風(かみかぜ)をツイン三味線で参加。演奏家としてデビューを果たす。2015年、ニューヨークにて海外初演奏。史佳Fumiyoshiの三味線がヴォーカル的要素であれば、その奏でている三味線をしっかりとしたリズムで支える役割を持つ。ロック育ちの感性で独自の世界観を創り上げている。
大阪府出身。19歳よりドラムを始める。2008年から2013年の約5年間、ロックバンド「THE UNIQUE STAR」のドラマーとして活動し、数々のアーティストのサポートドラムとしても活躍。2014年、三味線プレイヤー史佳Fumiyoshiのライブに参加。ニューヨーク、フランス、ドイツなど海外でも公演を果たし、音楽活動の幅を広げる。津軽三味線の古典曲には、カホンを使用するなどジャンルにとらわれない柔軟性のあるスタイルにも力を注いでいる。史佳Fumiyoshiの音楽性を鮮明に浮き彫りにし、色彩豊かに後押しするセンスは抜群である。